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JICAの「中小企業・SDGsビジネス支援事業~普及・実証・ビジネス化事業(中小企業支援型)~」で採択されたフジテコムの事業が無事に終了しました

ニュースリリース

独立行政法人国際協力機構(JICA)の「2020年度第二回中小企業・SDGsビジネス支援事業~普及・実証・ビジネス化事業(中小企業支援型)~」で採択された、フジテコムの事業「サウジアラビア国無収水対策にかかる漏水探知器の普及・実証・ビジネス化事業(中小企業支援型)」(契約期間:2022年4月1日~2023年6月30日)が無事に終了しました。

(https://www.jica.go.jp/Resource/chotatsu/bvs/2020/ku57pq00002m1arz-att/201210_result_04.pdf)

サウジアラビアは水資源のほとんどを生産コストの高い海水淡水化で賄っており、管路の老朽化や計画的な漏水調査実施の遅れ等により無収水率は40%を超え、無収水削減は喫緊の課題となっています。本事業はそのような環境下にあるサウジアラビアにおいて、フジテコムの提案する管路維持管理手法と漏水探知作業に必要な機器の使用方法を深く浸透させることで、サウジアラビアにおける無収水削減を目指すものです。この事業は、水環境分野で多くの実績を残す開発コンサルタントのTECインターナショナル様と共同で行いました。サウジアラビア国営水道公社(NWC)がサウジアラビア国側での担当機関です。

本事業ではサウジアラビア国内の2都市(リヤド、ジェッダ)において、NWCの無収水削減に関わる部門の職員に対し、水道概論、漏水音例、漏水発生のメカニズム、維持管理機器、漏水調査工法、無収水削減の背景、国内水道事業の歴史などを座学講習、及び関連する維持管理機器の調査プロセスに沿った操作実体験による講習を行いました。

事業の終わりには、最終報告セミナーを実施しました。

最終報告セミナーにはNWC本部、リヤド、ジェッダ両支部の担当者に加え、NWC他支部の担当者、漏水調査実施企業担当者など、参加者は30名を超え、予定時間を大幅に超えて活発な意見交換が行われました。

フジテコムはこの事業の成果を足掛かりに、漏水探知作業に関する機器の輸出に留まらず、フジテコムの提案する管路維持管理手法の他地域への展開を目指します。

【関連URL】

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JICAホームページ(英)(https://www.jica.go.jp/english/index.html

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民間連携事業ホームページ(英)(https://www.jica.go.jp/english/our_work/types_of_assistance/partnership/index.html)

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