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福岡市「インフラテック実証プロジェクト」参加について

ニュースリリース

ー福岡市の「インフラテック実証プロジェクト」において、国内外20万箇所以上で漏水検知実績がある独自の高感度センサーとIoT技術を融合した効率的な水道管路漏水検知に関する実証に参加ー

フジテコムは、このたび福岡市が実施する「インフラテック実証プロジェクト」におけるテーマ「IoTセンサ等を活用した水道管漏水調査」※1に採用され、国内外累計20万箇所以上で漏水検知実績がある独自開発の高感度設置型漏水センサーとIoT技術を融合したクラウド型IoT漏水監視システム「フジリークネッツ・セルラー」による、福岡市内での国道下・軌道下・離島における効率的な漏水調査システムの実証実験を2021年7月から開始します。
高度経済成長時代に敷設された国内水道管路は老朽化が進み、その漏水対策は喫緊の課題となっております。フジテコムは創業以来60年以上にわたる漏水探知器開発、国内外での漏水調査事業で蓄積したノウハウをもとに独自の漏水検知アルゴリズムを構築、実績ある漏水検知センサー、最新のIoT技術を融合し、本実証で使用する「フジリークネッツ・セルラー」を開発しました。

このシステムは、センサーで検知した漏水音をLTE-M通信により定期的にクラウドサーバーに自動送信し、システムで漏水判定されると事務所のPCや現場のスマートフォン、タブレットにメールなどで警報メッセージを送ります。またブラウザーベースの専用アプリにより、インターネット環境があれば、いつでも、どこでも、センサー設置個所の漏水状況を地図上アイコンの色とグラフにより一目で確認できますので効率的かつ早急な漏水検知に貢献します。

フジテコムでは今後、本実証で得た成果をもとに、国内の水道事業者向けにIoT技術による効率的な水道管路維持管理手法を提供し、お客様が抱える課題解決と持続可能な水道インフラへの貢献をめざします。

※1.福岡市mirai@テーマ型公募”インフラ×テクノロジー”「インフラテック実証プロジェクト」 (募集終了)
 https://www.city.fukuoka.lg.jp/soki/kikaku/mirai/themekoubo_infratech.html
(フジテコムは同プロジェクトにおいて「地中レーダー等を活用した地下埋設物の検知」の実証実験にも参加しています)

クラウド型IoT遠隔漏水監視システム「リークネッツ・セルラー」システムイメージ
専用管理画面

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